予告編のレビューにある、「圧倒的な多幸感!」というレビューに尽きる、あったかい系の映画。
誰が監督か忘れてて途中まで見てて、なんかミルズっぽいなと思ったら、やっぱりミルズでした。
作家性が顕著で、納得!特に音楽。不思議とミルズ世界が出来上がってるんだなぁと。
多幸感の由来はホアキン・フェニックスの伯父の印象に尽きるのかなと。
キャスティングって大事だなと思いつつ、
子役のウディ・ノーマン君も素晴らしい演技でした!!
ジョニー(ホアキン演じる)の、職も個人的には刺さりまして、ラジオジャーナリストという仕事由来の劇中の声や音に纏わる表現が好きでした。
ジェシー(ノーマン君演じる)も子どもらしさの幼さの裏にある鋭さが凄くて。個人的にはラスト付近の怒鳴り合いシーンがグッと来ました。
忘れてはいけないのが脇を支える、ジョニー妹のヴィヴィ(ギャビー・ホフマン)。等身大の母親という見え方が良くて、こういう演出力は正にミルズって感じです!
ストーリーというより、この映画全体の温度感がいいなと。