ヒューマントラストシネマ渋谷、odessa上映にて鑑賞。
マイノリティのおかれている現状や、うだつの上がらない自分の苦しい心情などを赤裸々に綴ったロックミュージカルという、斬新な世界を作り上げたジョナサン・ラーソンのことは、この映画で初めて知りました。
1回目の鑑賞では、前情報全く入れずに見たこともあって文脈が分かりづらいシーンが多く、途中で置いてきぼりになってしまって、実は2回くらい寝落ちしてしまいました😣
でも2回目、Netflixでもう一度見直したことで全て理解できて、自分の中での評価がグンと上がりました。
1回目の段階でも楽曲の素晴らしさは十分伝わっていましたが、個人的に「SUNDAY」はめちゃくちゃ面白くて好きです。
「日曜日 青色と銀色のダイナー 愚か者たちが座ってる」「家で食べればいいのに なのに日曜日となると カネを払ってでも来る ジュースやベーグルのために」「家で食べれば安くつくのに コーヒーを飲む 薄いのや濃いのを」とか、もう最高に笑えました😆
あと、ジョナサンとスーザンのすれ違いが決定的になるシリアスなシーンで、カントリー調のユーモラスな楽曲が歌われる試聴会シーンと何度も切り替わる「ギャップ」は、可笑しみゆえの物悲しさがあって、胸が痛くなる名演出でした😭
「Come to Your Senses」「Louder Than Words」など、物語のキーになる楽曲はもちろんのこと、個人的には、ジョナサンの親友マイケル(ホンマにいい人!)が歌う「Real Life」には落涙させられました😭
アンドリュー・ガーフィールドがこんなに歌が上手いなんてビックリしましたし、アレクサンドラ・シップなど他のキャストも歌唱シーンは完璧で、目と耳がくぎ付けになります。
ミュージカル「RENT」も見てみたくなりました‼️