ジョナサン・ラーソンの人生の登場人物たちが少しずつその姿を変え、彼の作品の中に息づいている。
世に見出される前の芸術家の苦悩は彼の叫びそのものだし、傍に死があること、そのために人生を謳歌することが彼自身の気付きだったからこそ『RENT』のメッセージはこんなにも私たちの心に届く。
ボヘミアン・ラプソディ
停電
one song glory → your eyes
『spea-----k』
HIVキャリアと死生観
全てのシーンが、登場人物が、情景が頭に浮かび、彼の人生の物語だったんだと告げた。
私は、『RENT』を人生最大の映画としている。もう何回観たかわからない。今この瞬間にも、全てのシーンをありありと思い出せる。そんなRENT headsにとってこの映画は、両親の馴れ初めを初めて聞くような、彼らの性格や言葉選びや、彼らを形成する全てのルーツを垣間見たような壮大な気持ちにさせてくれる。価値ある作品。
フィルマを始めてからレビューを書けずにいた、心の名作のレビューに取り組む勇気をくれた。