鍋レモン

アダムス・ファミリーの鍋レモンのレビュー・感想・評価

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)
3.6
⚪概要とあらすじ
かつて「アダムスのお化け一家@」というTVシリーズにもなった、リチャード・アダムスの怪奇漫画を映画化。

当主ゴメス、妻モーティシア、子供たちウェンズデーとパグズリー、モーティシアの母グラニー、それに物言わぬ執事ラーチと“手”。このアダムス・ファミリーの財産を狙う顧問弁護士は、金貸しの息子をゴメスの生き別れの兄フェスターとして屋敷に送り込むのだが……。

⚪キャッチコピーとセリフ
“私たちの、どこがヘンですか...。”

「これ本物のガールスカウトでできてるの?」

⚪感想
ホラー作品。

ハロウィンの季節にぴったり。

ウェンズデーちゃん可愛すぎる。吹き替えのちょっと冷酷というか淡々とした喋り方がウェンズデーの個性とあっていてより魅力的に。
後半からのゴードンの可愛さやばい。ほぼヒロイン。なんだかんだアダムス家大切に行動しちゃうところ癒しでしかない。

クリストファー・ロイドがバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクと今作のゴードンと同じ人物だって分からないくらい風貌が違う。吹き替えは同じ方な気がする。

アダムスファミリーに対する周りの対応緩くない!?風変わりと言うレベル超えてるんだが。ハンドくんと噛み付くカーペットシロクマ普通にアウトでしょ。電気椅子かけて死なんパグズリーもアウト。

どこでも優秀過ぎるハンドくん。
宅配のお仕事敏腕すぎるし、喋れない代わりに手話やペン、モールス信号みたいなので言葉を伝えるの萌え。スプーン使ってダンダンの必死さ愛おしい。

ティム・バートンが手掛けたらもっと違う感じだったのかな。

とにかくセットが豪華。めちゃくちゃお金かかってそう。
衣装もオシャレ。

ウェンズデーとパグズリー姉弟の学芸会最高すぎた。

登場人物一人一人の個性爆発で細かく一人一人みたい。

毛もじゃもじゃのカズンイットくんかっこいいよりも可愛いが勝つし、人妻の心わしずかみにしてるの最高。



⚪以下ネタバレ



偽物としてゴードンを送り込んだのに実はゴードンはフェスターだったというオチ好き。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
とある街に、一軒の不気味な巨大屋敷があった。住人のアダムス一家は当主・ゴメズを始め、魔女の血を引くモーティシア夫人、ウェンズデーとパグズリーの姉弟、夫人の実母・グラニー、使用人のラーチそして手だけしかないハンドの7人暮らし。傍から見れば不気味で暗く陰鬱な雰囲気漂う一家だが、これが日常であり常識。膨大な資産を持つ彼らは何不自由なく幸せに暮らしていた。だがゴメズは、25年前に失踪したアダムス家の長男である兄・フェスターの行方を一人案じ続けていた。

一方アダムス家の顧問弁護士であるタリー・アルフォードは長年に渡る高利貸しへの借金の返済のため、アダムス家に何かと事業に誘い込むが悉く却下される。高利貸しのクレイブン夫人に追い詰められたアルフォードは、彼女の息子・ゴードンがフェスターに生き写しな事に気付くと、ゴードンをフェスターに変装させアダムス家の財産を強奪させる計画を持ちかけた。そして降霊会の儀式の際に見事にアダムス家をだまし、ゴードンはまんまと潜入に成功する。

ゴードンはフェスターになりきろうとするが、一家の一員であれば知っているはずのことを知らないというボロが出始めてしまい、ちぐはぐな会話が続いて疑われる。しかし、ゴードンはアダムス家と生活して行くうち、子供達を始め不気味だが心優しい一家に対して次第に心を開いていった。そして意地汚い母親に認められようと必死だった自分に気付き、過去の記憶に疑問を抱いて行く。だがゴードンはクレイブン夫人に「今夜にでも金庫破りをする」と会話するところを娘のウェンズデーに聞かれてしまい、全てが露見してしまう。一方パーティの席でアルフォードはアダムス家の財産の相続権は長男のフェスターにある事を知り、日ごろからゴメズに嫌がらせを受けていた隣人のウォーマック判事をけしかけアダムス家をまんまと乗っ取る計画に出る。ゴードンたちに追われて墓地に逃げるウェンズデー。彼女の姿が見えないことを心配したアダムス一家が総出で彼女を捜すうち、アルフォードとアビゲイルによって裁判所の差止命令が出たと、屋敷から締め出されてしまった。

ゴメズは裁判で決着をつけようとするが、一家の財産はニセのフェスターに渡る判決が出て引っ越す羽目に。夢を失ったゴメズを見かねてモーティシアはアダムス邸に向かうが、あえなく捕まってしまう。ハンドの知らせを受けたゴメズは愛する妻を救出するため屋敷へ戻り、アルフォードを追い詰めるもののクレイブン夫人の逆襲に遭う。だが夫人はゴードンがアダムス夫妻を庇ったことが気に入らず、思わず「ダメ息子め、アンタなんか拾わなけりゃよかった」と罵ってしまう。

激怒したゴードンは書棚にあった本“ハリケーン・アイリーンの悪夢”を開いて嵐を巻き起こし、アルフォードとクレイブン夫人は直接墓穴までふっ飛ばされ二人姉弟によって埋葬されるのだった。ゴードンも嵐に巻き込まれるが、頭部に受けた稲妻のショックで失っていた記憶を取り戻す。実は彼は本物のフェスターで、記憶を失っている間にクレイブン夫人の養子となっていたのだ。こうしてアダムス一家は再び邸に戻る。街はハロウィンで沸き返っていた……。

⚪鑑賞
金曜ロードショーで鑑賞。

⚪パンフレット所持
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