求めてた場所で求めてた時間で求めてだものが見れた気がする。
ドンテンタウン。
エンドロール後の終わり方が意外とよかった。
途中でも、脚本の遊びが入ってたのが、きいてるような、なんというか。
あれも含めて色々と見てる側を遊ばせてくれる感じが面白い。
追いかけてると見せかけて、追われているのかもしれない。追われてると見せかけてまたしかり。交錯する世界。
同じ景色の中で違う時間で違う気持ちを共有する。
終始、かなり綺麗な曇り色。
すぐにでも消えて無くなってしまいそうな美しさと儚さが、映像も内容も曇天らしいぼやけた雰囲気ともマッチしてて、役者2人も素晴らしい訳だけど。
あと歌ね、なんかそういうフォークな感じな。
緩くて不思議な感じ。
2時間みたい気持ちもあるけど、ちょうどいい気もする。この消化不良というか、物足りなさというか、終わりきってない感じ。
主演の女性の方、えげつない透明感だったよ。
そしてあんまりこういう言い方は失礼なのかも知らないけど、年齢見てびっくりした。
本当にいい意味でですよ。
なんか不思議な人だ。めちゃくちゃ魅力的です。
