体罰パワハラ映画「セッション」は大嫌いだし、「LA LA LAND」も全く乗れなかった。監督に何ら思い入れはないが、なんとなく本作を殆ど前情報入れずに映画館に観に行ってしまった。
マーゴット・ロビー無双👍
もう最高すぎて満足…🤮🤮※💩🐇🐍💃
1920年代のハリウッド、野蛮すぎるやろ😅撮影中に人が死んだり大怪我したり。戦闘シーンでの槍や刃物は本物ってマジかよ。キャスティングも筋書きも適当この上ない。でもその適当さが時に物凄いミラクルを起こしてた時代もあったんだなあと。
混沌極まるパーティーシーン（SEX、あらゆるドラッグ、JAZZ、ダンス、象！）と、広大な野外での何作も入り乱れての映画撮影の喧騒がほぼ同じ、地続きな感じっていうのが好き。この撮影いつ終わるの〜ってぐらい果てしない映画撮影も、珍事珍事の後に最後に美しいミラクルが起きたり新たなスターが誕生したりと、目まぐるしく奇跡を巻き起こす。というか撮影という行為そのものがもう物凄い奇跡の集大成みたいものなんだなあと。果てしないエネルギーの集合体。映画の内容よりも映画的というか。
セレブ達が集まる猥雑と野蛮を極めたパーティーシーンも大好きだけど、地下暗黒変態エログロ見せ物小屋のシーンもよかった〜。ああいうの本当にあったんかな？フィクションだとしても最高。
あの🐭丸呑み巨人男のシーン、「ははあん、これを観たことが原点となり後の大ヒット作「キングコング」が生まれたっていうオチか！」と勝手に思ったが、違った。。
楽しいシーンだけじゃなく、黒人やアジア人への差別・偏見やステロタイプなイメージの押し付けみたいなシーンもとても悲しく必見😢
最後の映画館での落涙しながらの走馬灯シーンはちょっと安易なんじゃね？って思ったけど、映画製作に携わる全ての者を讃え鼓舞すると共に、単なる観客である我々をも映画の歴史を形作る一部として捉えている（自分の妄想だったら嫌だな💦）気がして何だか清々しい気持ちで映画館を後にしたのでした。
