ひっそりとレビュー。
観ている人少ない…劇場公開されなかったし、レンタルもされないし、知らない間にアマプラで配信されてました💦レビュアーさんの情報が無かったら一生観られず終いだったかも…
アニャテイラージョイは幼少期、その容姿からイジメにあっていたと言います。確かに個性的な顔立ちだなと思っていますが、役柄によって全然雰囲気が違う、幅広い役を演じられる方ですね。今作のアニャはとても綺麗で、古典の映画化にとても合っている方だと思いました。キーラナイトレイやシアーシャローナンのような、可憐な容姿の中に力強さがあるような。それでいて弱みすらも違和感なくだせるような。「マッドマックス怒りのデスロード」のフェリオサにスポットを当てたスピンオフで主演するという話しが出ていましたが、まだ話は消えてないかな？最初は「大丈夫か」とも思いましたが、うん、大丈夫そうです。
グゥヴィネスパルトロー版のEmmaは未鑑賞ですでの比べる事はできませんが、全体的に硬派な作りになっていたと思います。男性社会に凛とした態度で臨み、女性である事の強さと、社会的立場を上手く演出出来ていたのではないでしょうか。そこに女優陣の素晴らしい演技。アニャ以外も本当に魅力的でした。
反面男性の描き方が少し弱いかなと思いました。もう少し掘り下げれば当時の男性と女性の立場の違いが分かったと思います。「高慢と偏見」や「いつか晴れた日に」とは違ったポップな感じの当時がその衣装や舞台装置で表現できていて。軽く観るなら丁度良い作品なのではと思います。
