ゆう

プロミシング・ヤング・ウーマンのゆうのレビュー・感想・評価

4.0
キャシーが大好きな友人ニーナのために自分の人生をかけて復讐をする。毎夜自分を危険に晒しながら男たちに復讐する姿はなんだか自分を戒めているようにも感じた。
よく聞く被害にあった人にも非があるという言葉、一生消えない苦しみを与えられた人にそんな風に言えるのかと憤りを感じるし、若かったからとかそんな理由で人を傷つけていいはずはないと強く思った。

キャシーがドラッグストアでダンスしたり幸せそうな雰囲気の時がかわいくて
余計にラストは強くてかっこいい反面、悲しくなった。
ネックレスの片方をバイト先の友達に託すのに泣けた。

メッセージ性が強いのに、ポップな雰囲気もありスカッとするような復讐劇
でもなんでこんなことになったんだろう、キャシーもこんな思いをしなくて良かったはずなのにとずっと悲しかった。
ゆう

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