見れたことに感謝!3時間の長尺にもかかわらず、集中力を切らすことなく見ることができた。
リーマン一族の160年にわたる歴史を3人で紡いでいく。
もとは、イタリアで9時間にわたるラジオドラマとして制作されたものらしい。
映像を組み合わせた、シンプルな美術(でも、美しくとても効果的)
生のピアノ演奏の音楽
そして、衣装チェンジもなく、演技とちょっとした小道具だけで、3人で様々な登場人物を演じ分けていく。
産業構造の変化、世界史的な流れ、その中でリーマン3兄弟そして彼らの子、孫がどう対処し生きていったのか キャラクターの違い、年老いることによる変化、いろいろな要素がすごく有機的に絡み合い、笑える要素もあちこちにちりばめられて語られていく。
演劇の楽しさを体感できるものだった。こんなにワクワクする体験をありがとう。