諸星だりあ

雨あがるの諸星だりあのレビュー・感想・評価

雨あがる(1999年製作の映画)
3.8
黒澤明監督の遺稿の映画化。
チャンバラありの時代劇だが、活劇と
いうよりは人間ドラマ。
晩年の黒澤作品に色濃いメッセージ性が
やはり表面に出ている。

「刀は人を斬るものではない、
己の弱い心を斬るものだ」
鯉のぼりは、見かけは立派だが空っぽ。

鮮やかな風刺と批判が作品全体に
溢れている。
諸星だりあ

諸星だりあ