殺人ゲームに強制参加させられた女性たちの恐怖を描いたスラッシャーホラー。
8人の美女vs8人の野獣!
眠れる美女が目覚めたのは殺人ゲームの森。
生きてこの森を出るには勝つしかない。
8人の殺人鬼が潜む森で目覚めた8人の逃走者。
逃走者の女性が殺されると、
同時に殺人鬼が一人死ぬ。
謎に満ちた殺人ゲームのルールを暴き、
逃走者たちが逆襲を開始する。
お話は、
拉致されて無理やりデスゲームに参加させられてしまうというありがちな設定ではあるが、
デスゲームのルールが、
美女チームと野獣チームのバトルロワイアルではなく、
美女と野獣のチーム構成という捻りのきいたルールで、
最初から説明されるわけでもなく、
野獣が手を振ったり、
助けてくれたりして途中で気付く感じ。
野獣の頭が飛び散るくだりは超能力でも使ったのかと勘違するほど。
複雑なルールが理解しにくいのがマイナス面。
野獣は意外とルールを守っていたので、
中にはルール無視で暴走する野獣もいても面白かったかも。
野獣の造形は“悪魔のいけにえ”タイプで、
それぞれ異なる武器を1つ持っており、
造形のクオリティも高いのも好感が持てる。
美女というわりには女優さんがそこまで美女揃いではないのが残念。
エロさはないが、
頭部を中心とする残虐描写が多く、
顔剥ぎや頭カッパーンなど、
かなりのクオリティで楽しませてくれる。
スラッシャー映画ファンは必見です。