ぶちょおファンク

ミナリのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

ミナリ(2020年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★2

見どころ
◯ブラッド・ピットらの会社“プランB(ブラピは製作総指揮も)”と“A24(感性が合わないので苦手)”製作だとオープニング・クレジットにて知る。
◯本当の親子(祖母と母)に見えてくる雰囲気の似たふたりの女優を選んだキャスティング・ディレクターの妙。

気になる点
●祖母が栗を歯で割るのは分かるが身まで…。

☆総評
監督はアメリカ生まれの韓国系らしく、自身の人生等も少し盛り込んだ脚本のようだ。

登場人物のメインは韓国系アメリカ人なんで韓流映画と思いがちだが雰囲気(撮り方)は完全にアメリカ映画なのが新鮮。

“ミナリ(セリ、日本ではそんなに使わなれない野草。七草粥が一番有名か?)”のように逞しく生きる…
人生の悲喜交々を描いた作風だったが自分の琴線に触れることもなく、終盤に入るまでは良作(★2.5)の印象だったのだが…。

特に終盤で息子の心臓病は快方へ、夫の農作物の納品も一筋の光が見えたのに奥さんが不満そうなのは男の自分には理解できない感情だった。
更に追い打ちをかけるように「嗚呼あ…」な出来事が起こり…。

この辺の展開が如何にもA24らしく、今作でもやはりA24への苦手意識が改善されることはなかった。
いつか気取って「A24が好き」と言える日が来るのだろうか…?(笑

2024年15本目