コロナウィルスの蔓延を受けて、しばらく映画館通いはブルースタジオくらいに留めようと考えています。
(ブルースタジオならば飛沫感染はまずない、隣の人が30メートルくらい離れているから…移動を考えればそれでも避けたほうがいいけど)
そこで、ついに抵抗のあったNetflixに加入しました。人類は災害や戦争を経て進化したりするので、時代に乗り遅れがちな自分も、こういう機会に進化できればと思います。
さて、Netflix1発目はデビッド・リンチakaキ印師匠の短編にしました。
いや〜、しょうもないですね！キ印師匠がサッと思いついて作ったショートコントみたいな印象です。ジャックという人語を喋るサルと、キ印演じる警察官？との会話劇。どこを切っても意味不明で、とにかくシュールです。ジャックの口だけが合成で、それもなんかしょうもない面白さがありました。8ミリっぽい手触りでモノクロだったりと、『イレイザーヘッド』的なイキフンがありました。ラストはかなり笑えます。ほんとしょうもない！
とはいえ、若い頃のリンチの切れ味はなく、ガチにヤバい何かはあまり感じませんでした。逆に言えば、リンチは精神的な危機を乗り越えて、割と安全なところに落ち着いたのかなぁと感じています。
Netflixは思ったほど本数が多くなく、ダルデンヌ兄弟とかはなかったです。とは言え、オリジナル作品は多いし、音楽ドキュメンタリーが結構豊富でした。
ボチボチと観ていこうと思います。1週間かけてならばアイリッシュマンも攻略できるかもしれません。
