ミュージック・エアとかの音楽ケーブルテレビで放映されそうなTVドキュメンタリー風の作品。時間も短く、テーマを絞っているわけでもなく、その割には情報量が多いため消化しづらく、漫然とフレディについて関係者が語る内容で、面白くもなんともなかった。フレディファンが観ても、まぁ知られたことが多いし、フレディ初心者向けならばもっと丁寧に作った方がよいのでは、とも思った。
エイズについては結構ちゃんと深掘りというか、しっかり語っていた印象。フレディは70年代末には感染していて、83年くらいには、どうもそうなんじゃないか的なムードはあったそうだ。70年代はフリーセックス時代で、ペニシリンのおかげで梅毒は死に至る病ではなかったため、性感染症で死ぬことは当時信じられない事態だったそうだ。その意味でも、フレディはシンプルに運が悪く、気の毒に思えた。
