2021年36本目。
電気関連の発明で歴史に名を刻むニコラ・テスラの半生を描く作品。主役のテスラをはイーサン・ホークが演じる。
登場人物のアンがストーリテリングのナレーションをカメラ目線で行ったり、テスラが突然歌い出したり、意図的にCGや書き割りを見え見えにする映像演出など、かなりアート寄りな演出が印象的。
の割に、本筋は型を破らないニコラ・テスラの史実を語るだけなので、非常にアンバランス。
この作風で行くなら、もっとぶっ飛んだ展開や空想を入れ込んでも良かったのでは…。
まあ、イーサン・ホーク主演という点で、そのアンバランスさや奇抜さに説得力が出ているのが、救いではある。