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⽩雪姫〜あなたが知らないグリム童話〜の708のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

白雪姫の話をモチーフにした現代劇。白雪姫に当たるクレアを殺そうとする継母のモードをイザベル・ユペールが演じてます。ユペールさん、こういう役が本当にはまるよね。

クレアに嫉妬したモードの差し金で殺されそうになったクレアは、助けてもらった男の家で暮らすんだけど、彼の双子の弟とチェリスト、本屋の店主と息子のような青年、獣医の先生、村の教会の神父という7人を次々と魅了して、深い仲になりつつ開放的になっていきます。双子の兄弟どちらとも寝るわ、獣医の先生と寝るわ、本屋の店主と軽くSMプレイをするわ、息子のような青年とも寝るわという感じで、狭い村の男たちと次々寝ちゃいます。こういった奔放さがフランスっぽい。

クレアを殺した後に教会に立ち寄ったモードのストールに、キャンドルが引火してあっけなく燃え死んじゃいます。もうひと捻り欲しかったかな。

死んだと思ってたクレアが7人の男たちに見守られ、キスされた後で目を覚まします。王子は現れません。王子はひとりに限定しないというのが、いかにも現代的。
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