もとや

セイント・フランシスのもとやのレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
4.1
久々の映画館。
レビューの前に…やはり予告映像をみずにFilmarksの評価とあらすじだけで観にいくのイイな。今度からもそうしよ。重要。

フランシス、、、。本作が俳優デビューだと?!!とんでもないな。10年後、20年後、やっぱりね。。。ぼくは彼女のデビュー作を劇場で観たんですよ、と綴るでしょう。

ブリジットの個人的印象はもちろんそんなに良くはなく、というより登場人物みんなそんなに良くはなく…。強いてゆーならジェイスくらい、と書くとブーイングされそう。でも普通に好印象に感じてしまった。最初はね?笑

この短時間でそんなに印象の良くなかった登場人物たちを最後は愛しく感じさせるのは映画ってやはり凄いなと。逆を言えば現実だってそんなものなのかもしれないですね。

ぼくが印象的だったのはラストシーン。アレはホントに良かった。幼稚園の先生はブリジットに見向きもしなかった。あの余白が好きだった。本来であればちょっとくらいアイコンタクトしたり、任せて😏的なニュアンスのサインを何かしら発してもいいようなのに1mもみないあの感じ。これからの人生、もちろんそう甘くないわよ的な示唆、そしてそれでもなお強く生きていってほしいというブリジット、オーディエンス、そして制作側の自分自身へのメッセージのように感じて身震いした。結局、答えは自分の中にある、進みましょう。的な。そこまで意味込めてない可能性も高いが。笑
でも「夏が終わる頃、私はもっと強くなる」を表現してる終わり方に感じて気持ちよかった。

フランシスの「立派よ」も産後鬱マミーとのタッグもオカンの言葉も良いシーンたくさん。

子どもが出来たらぜったいおれも『I'm brave‼︎』のやつやる!ぜったい!
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