観賞後の『持っていかれた感』が凄い…笑
白夜の季節に行う祝祭に参加することになった男4女1グループ、見馴れない聞き馴れないしきたりに戸惑いながらも参加を進めていくうちに『知らない事』への不安が募り段々と恐ろしくなって…
コロナによる自粛が促される中、地域の都合で今月で公開終了してしまう為に観に行ってきた。
上映時間約三時間…正直鑑賞前は(俺はトイレに何度行くだろうか…)と心配していた、なにせ『バットマンVSスーパーマン』の時は二度行ったもんで…笑
結果…トイレ行かず、と言うより行けず。
この作品の圧倒的な情報量とパワーを逃したくなくて席を立つことを本能が許さなかった…(出そうと思えばめちゃめちゃ出る状態だった)
(一体今何分何時間経ったんだろう…わからない…このまま物語はどこに向かうんだ!?)頭の中は大混乱。
この映画の『説得力』が凄すぎて…『ヘレディタリー』と同じく『ローギアで発進したハズがいつの間にかのめり込んでしまう作り方』はお見事!
実話ベースじゃなかろうか?と勘違いしてしまうほど全てに圧倒されっぱなし笑
謎の儀式、謎の歌etc...そのひとつひとつに対し詳しい説明は無いのにギリギリ把握させたり後になって理解させる手法が実に巧妙、ついつい頭の中で先読みしてしまっていたもののその『答え合わせ』なんかどうでもよくなる程の見応えだった…
音楽が本当に効果的。
ドンッ!もビクッ!も無いのに怖い怖い…