歌よ導いて。
仮想世界『U』という世界50億人の利用者を有するオバケコンテンツを通じ『人前で自分の感情を歌うことで表現する』そばかすの歌姫と『本当の感情を隠して強くなろうと鼓舞する』竜のストーリー。
主人公すずの声優を担当した歌い手『中村佳穂』がいたからこその作品、並の声優や女優では出せない歌の説得力はピクサー映画『SING』の日本語吹き替えをしたMISIAを思い出させた。
彼女の歌はとんでもない破壊力を持ち、脚本どうのこうのを無視して涙腺を崩壊させるチート能力だと思った。
物語は言ってしまえば同じく細田守作品のサマーウォーズ系とされてしまうかもしれない。
是非とも細田守には今後もついて回る『あのサマーウォーズの…』を越えてもらいたい。
中村佳穂を引っ張り出した事に感謝!