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漁港の肉子ちゃんのENSANのレビュー・感想・評価

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)
4.0
そして母と子になる

ある漁港に住む二人のキクコがいた、一人は天真爛漫で太った大人のキクコ通称『肉子ちゃん』一人は顔立ちの良い子どものキクコ通称『キクリン』。
肉子ちゃんは人に騙され借金を背負い、恋に敗れると住む街を変えていったという、なんのあてもなく訪れた漁港は彼女達を受け入れた。
キクリンも小学生の高学年になり少しだけ周りの事を気にし始めるようになった、肉子ちゃんの行動が少しだけ恥ずかしく思いクラスの女子の人間関係にも少しだけ疑問を抱いたり同級生の興味のなかった男子も少しだけ気になりだした。
そんな肉子ちゃんとキクリンの漁港での日常生活から始まる物語。

平日の昼食時に少しずつ見ていた、大体2週間で観終わった…結果個人的に大好きな作品となり、終盤は涙が抑えられないでずっと出ていた笑

ほのぼのとした絵にまあまあシリアスなストーリー、そして声の力が合わさって素晴らしい作品だ!と素直に思った。

この模型は完成しないんよ
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