日常はカラフル
だけどまだ足りない
金銭的な不自由は無いものの、妊娠や、うまく噛み合わない会話、自分の過去に押し潰され、"異食症"を患う女性・ハンター。
食は生きること。
満たされた日々に紛れ込んだ異物。
他の人にはできないこと。
Morning Glory 素晴らしい朝を迎える
変わり者でごめんね
感想です。
正月からヘイリー・ベネットだー!
本作のヘイリー・ベネットは、なんでも食べます。なんでも食べないと大きくなれないよーと言いますが、待て待て待て、それは食べちゃいかん。
一見カラフルでポップな画面作りに、オシャレ映画だと勘違いしそうな予告編やキービジュアルですが、蓋を開けると、そこら辺のホラーより数倍怖いシーンがあって、凄まじく顔をしかめる羽目になりました。その際の感情がこちらです。
◆とあるシーンのolnの感情
えー
いやいやいや
う、、あっ、、、うんうん
えーーー、いやー、いやいやいやいや
うぇー、むりむりむり、、、えぇぇ〜
あ、、あぁぁ、、、
もうね、これアトロクで当たったら、タカアキ大喜びですよね。山本アナのせいで、食事シーンが目に付くようになりまして、本作の最後に食ってるアレなんか、美味しいわけがないのに、美味しそうにむしゃむしゃと咀嚼するんですよ。
でも、最後のアレに関しては、滅菌処理したうえで、料理として出してる店もあるみたいですよね。まぁ、今回は滅菌していないわけですから、どうなるかお察しです。
そして、食べたらどうなるかをきっちり描いてくれます。だからこそ、現実味が増して、凄く嫌な気持ちになりました。
映画の構成も冒頭の家畜に始まり、ラストはそこで終わるのかという、この作品らしい着地をします。
とまぁ、見方によっては、そこそこ怖い作品だと思いますので、痛い描写なんかが苦手な方はご注意ください。
ハンターの人物描写も丁寧ですが、主人公の気持ち以前に、リッチーには何としてでもハンターを入院させて欲しい気持ちでいっぱいでした。
個人的な見どころは、ヘイリーとヒールと掃除機のシーンです。完全に異世界でした。