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スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !のENSANのレビュー・感想・評価

3.5
知ってるつもり?!

とにかく一ヶ月マックのセットのみを食べ続けたドキュメンタリー映画『スーパーサイズミー』から十数年…あの監督が『飲食業界』に出店する!?
そんな冒頭から始まる今作は同じ『ファストフード』を扱いながら前作とは違った角度で切り込んでいく。

ヘルシーで透明性のある正直な店として『チキン』を扱った店を経営しよう!と広告代理店からメニューアイディア製作会社、養鶏場に同業者のリサーチと経営に携わる事がなければ見られない業界の裏側と言うか本当の所と言うか…これは…これは…知らない事ばかりで非常に思い知らされた。

知らぬ間に我々は目の前の味より評判や情報も『美味しさ』として味覚に感じさせている、とにもかくにも色々と突き刺さる作品だった。

以前勤めていた会社は通信系を扱いビジネスホンや複合機(コピー機とか)をリースで入れるというものだった、これはこれで皆が知らない業界の真実があった。

どの業界もどんな仕事も関わらなければ知ることはほぼほぼ無い。

知らぬ間に我々の生活のバランスが保たれていたりするのかな。
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