社会のダストダス

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれからの社会のダストダスのレビュー・感想・評価

3.6
Netflixオリジナル作品。今回もネットフリックスさんの推しに従い鑑賞。ヤクルトは向こうの国でも売っているんだな。タコス・ソーセージ販促映画でもあり、腹が減ってる時に見ると飯テロになる。
LGBTQ要素を含んだ内容ではあるけど狙った感じもしない、エリー役の子のピュアな魅力ゆえか。

クラスメイト達のレポートの代筆でお金を稼いでいた成績優秀のエリーは、ちょっぴり頭の弱いアメフト部のポールからラブレターの代筆を頼まれる。その相手は恋愛シミュレーションゲームで言うところのラスボスであるアスターだった。エリーはアスターに密かな恋心を抱いていたが、複雑に思いながらも引き受ける。

知ってる役者は一人も出てなかったけど、なかなかに味わい深い映画だった。主演の三人はFilmarksの出演作品を見る限り、まだこの作品しかない。一人も知らないからこそ、終始フラットな気持ちで観ることができたのかもしれない。エンディングまで観終わったときは、誰か一人に肩入れするのではなく3人ともいい人生を歩んでほしいと思った。

頭脳明晰だけど内向的でアジア人ということもあり少し浮いてるエリー。
少し脳筋だけどタコス・ソーセージの改良に余念のない心優しいポール。
クラスのマドンナ的な存在だけど繊細で理解者を求めているアスター。

観る前は邦題についてるサブタイトルは何なんだと思ったけど、抽象画に例えたくなるようなグルグルでフワフワ(語彙力)の映画の結末を一言で表してるように思えた。
2020年になって、電車を追いかけるシーンが見られるなんて

なんかもっといろいろ書きたいことあったはずだけど、文字に起こして魅力を伝えるのが難しい作品。