LAの美容整形外科をBBCジャーナリストのルイ・セローが訪ね、医師や患者に鋭い質問をして彼らの深層心理に迫っていく。
事実は小説より奇なり。
グロ免疫を獲得してしまい、ちょっとやそっとのゴア映像では驚きも興奮もしなくなってきた私だが、このリアルガチな整形映像には終始目が釘付け、口は開きっぱなしだった。
シリコンでゴッツゴツになったおっぱい、
不自然な筋肉インプラント、
腹から吸引された黄色い脂肪…。
食後に観たのを後悔した。
このルイ・セローという人、あくまで中立的なポジションを崩さず、整形で幸せを手に入れた人たちを否定することはしないし、最終的には自分の身体を実験台にして美容整形をレポートしちゃうからもう尊敬しかない。
しかしそんな冷静なルイとは裏腹に、医師の一人はいろいろ追及された挙句、
「アメリカはこうなんだ!イギリス人、目を覚ませ!」
みたいに逆ギレしちゃってて不快だったな。
たった1時間の番組なのに凄い疲労感。
ルイ・セローシリーズ、かなり期待大。