回想シーンでご飯3杯いける

アップタウン・ガールズの回想シーンでご飯3杯いけるのレビュー・感想・評価

アップタウン・ガールズ(2003年製作の映画)
3.9
2017年1本目の鑑賞はこれにしました。

いやー、2003年公開との事だけど、その存在を全く知りませんでした。大物ミュージシャンの娘として生まれ金銭的に不自由なく育った、まるで子供みたいな大人、モリーと、その全く逆で、世を見据えた大人のような子供、レイの触れ合いを描いた、コメディ色の強いヒューマンドラマ。レイ役を務める子役、ダコタ・ファニングのこましゃくれた演技がとにかく凄い。

この二人が、互いに影響を受け合いながら、新しい自分を発見していく様子は、おかしくも感動的で、パケ写にもなっているティーカップのシーンは、とても素敵な光景として胸に焼きつく。女性には特に響く作品だと思う。

こうやって自分が知らなかった名作と時を越えて出会えるのがFilmarksの魅力ですね。今年も皆さんのレビューを参考にして、隠れた名作をザクザク発掘していきたいと思います。