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アンモナイトの目覚めの磨のレビュー・感想・評価

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)
3.5
舞台は1840年代、古生物学者の女性と裕福な化石収集家の妻の間に生まれた愛の物語。ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナン、豪華二大女優による燃ゆる…(みなまで言うな)

その「燃ゆる…」が合わなかったのでフォロワー様からも注意喚起をされておりましたが(笑)昨日レビューした「水を抱く女」とちょうど合う時間に上映されていたこともあり鑑賞してまいりました。
結論から言うと、確かに合わなかったけど件の作品より個人的には好きだった印象です。時代背景なのか女優からなのか、或いはこういう作品に慣れただけなのかはわかりませんが…(性描写が生々しいからではありません。多分)

ケイト・ウィンスレット、「タイタニック」のローズのイメージからすると驚愕の老けっぷりだけど、これもまた女優の凄さの証明。シアーシャ・ローナンと併せ、2人の仕草や表情、その変化に釘付けになる。台詞やBGMが少ないぶん演技力が際立つ。

ちなみにメアリー・アニングとロデリック・マーチソンは実在の人物、実は2人ともかなり名を残す古生物学者と地質学者だったりするのです(笑)
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