まあちん

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのまあちんのレビュー・感想・評価

3.4
2024年 09本目

予備知識無く鑑賞。
前作も見ていますが、ほぼ忘れている状態での鑑賞。

前作の事も思い出せないままですが、それでも大丈夫なように作られていますね。
面白かったり、眠くなったり、尺が長いので、数回掛けて見て完走。

個人的にですが、マルチユニバースという世界観が好きではなく、
ある程度の限定された空間で、アイディアを出して面白く作って貰いたいが本音。

自分もそうですが、日本人はセル画に描かれた様なアニメーションが好みというか、そういうモノだけを見て育ってきたので、脳や身体に染み込んでしまっているんだと思いますが、
今作はCGが基本ベースの中、キャラクターの心証風景等で、水彩画ぽかったり、様々な表現方法でアニメーションの可能性を具現化しています。
実験的であり非常にアート的で、素晴らしいですね。

ただお話しはキャラクターの多さや、世界観が複数出るが故に散漫になってしまっている印象を受けます。
面白さが持続しないというか。
アニメーション表現を様々にしていますが、見にくくチカチカしちゃう場面も多々。

続編が公開になった頃は、この物語も忘れてしまっているのだろうなぁ…
まあちん

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