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ミス・マルクスのkiuのレビュー・感想・評価

ミス・マルクス(2020年製作の映画)
2.0
最初と最後がパンクしてる映画

父親は知ってますが孫娘はよく知らないで鑑賞。音楽使いからして破天荒な女性だったのかしら?っと思いきや、実は父に匹敵するほどの才女だった模様。恐ろしくダメンズ好きなとこさえなければ、世界を変えていた女性だったかもね〜。

感想。とにかく解りにくい。偏見なんだろうけど、よく言われる男女の考え方通りと言いますか、、、女性監督やなぁ〜って感じが凄いする。そこは観客に明示して整理しといた方が良くね?ってのを、ぼやかすのが多い気がする。父親や旦那(正確には違う。だからミセスマルクスじゃない)のクズっぷりとか、姉の子供を引き取ったとことか、もっとちゃんと見せたほうが良いような?

好みなんでしょうけど、観客の知識前提というか、大事な事じゃないから、そこは感覚で。。。みたいな扱いが多い気がする。大事じゃないかもだけど、曖昧だとノイズになって邪魔だと思うんだけどなぁ。淡々と地味に進む作品。エリノアという素材のポテンシャルを活かしきってなく、もっと色々出来たような?


最近はマルクスも映画化されてきてる印象。映画は世情を映す鏡なので、資本主義限界論な風潮なのかしら?資本主義の本質はネズミ講(富めるものがより富めるシステム、永遠に経済発展する事が前提、とかとか)な気もするので、そろそろ世の中限界なのかしら?
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