Ayu

真夏の夜のジャズ 4KのAyuのレビュー・感想・評価

真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)
3.0
一応中高吹奏楽部でトロンボーンを吹いており、ジャズバンドにも入っていたのですが(というか人数が少ないので金管は強制的に入らされる)全然上手くならないまま、詳しくならないまま辞めてしまったので今は楽譜も読めない。そんな憧れの意味もあってジャズ系のドキュメンタリー映画は好んで観るタイプなので本作ももれなく鑑賞。

元金管吹きとして恥ずかしいのですが、歌のイメージが強い(と言うか歌ってるところしか知らない)ルイ・アームストロングがトランペットうますぎてひっくり返った。ジャズのジャンルもメインの楽器も、プレイヤーもお客さんの人種も、全部ごちゃ混ぜで音楽に合わせて思うがままにひたすら踊る姿が素敵な83分。お客さんがいちいちおしゃれだし美男美女の多いこと!私が特に印象に残ったお客さんはチャック・ベリーに合わせて踊る若い男女、男性が白いTシャツにジーンズにリーゼントっぽいジェームズ・ディーンのようなハンサムで見惚れた。

そして旦那さんがセロニアス・モンク好きで、我が家にでかいポスターがあるくらいなのですがモンクが2番手のほぼ前座だったよと報告したらショック受けてた。大トリがアームストロングでなくてゴスペルシンガーのマヘリア・ジャクソンで、最後は主の祈りにメロディーを付けて〆ていたのがアメリカって感じで私は好き。
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