Ayu

シカゴのAyuのレビュー・感想・評価

シカゴ(2002年製作の映画)
3.5
おそらくアメリカに住んでいた頃、劇場公開時に観ているはずでミュージカル版はまだ観ていない。今年のGWに映画ではリチャード・ギアが演じた弁護士をgleeのシュー先生ことマシュー・モリソンが演じる来日公演のチケットを取ったのでめちゃくちゃ楽しみ。

とにかくキャサリン・ゼタ=ジョーンズの優勝。冒頭のソロからレニー・ゼルヴィガーと並んで踊るクライマックスまで彼女のミュージカル俳優としての才能が余すことなく溢れ出ていて最高。劇とミュージカルシーンが入れ替わるセットデザインも衣装も煌びやかで贅沢な夢のよう、ミュージカル作品の映画化における最高峰だと思う。クイーン・ラティファのママ・モートンのパフォーマンスも好き、そして主役なはずなのに完全に影が薄いロキシー役のレニーだけど他の演者がすごすぎるので仕方ないなと感じる。

Twitterで最近2000年代初頭の映画の感想がよくおすすめに流れて来ていて、クライマックスのキャサリン・ゼタ=ジョーンズは「Dancer/ダンサー」だけどレニー・ゼルヴィガーは「Mover/体を動かしている人」と例えているのを読んで納得。
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