せんな

サマーフィルムにのってのせんなのレビュー・感想・評価

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)
4.0
ひと夏の青春物語!期待通り大好きな作品でした…!

時代劇オタクで、大好きな時代劇のことを考えているときのキラキラした顔がたまらなく魅力的なハダシ。伊藤万理華ちゃん最高でした。

金子大地・凛太郎のキリッとした目つき、さりげない優しさ。作中の映画の主演として存在感抜群だし、みんな好きにならずにはいられない人間的魅力もあふれ出たそのキャラクターがとても良かったです

ハダシ・ビート板・ブルーハワイの女子3人の関係がとても可愛らしくて好き…!全然タイプは違うけど時代劇を通じて強く繋がっていて、仲が良くてお互いを気遣いあっている。この3人の姿をずっと見ていたい…!

板橋駿谷はどうしてこんなにも老け顔の高校生が似合うんですかね…!高校生に見えないのに高校生に見える、不思議な雰囲気! 訳わからないまま映画撮影に巻き込まれたのに、どんどんのめりこんで、周りを引っ張る勢いで張り切るダディボーイ。どんなときも明るくいようとするあのキャラ、嫌いになれるわけないでしょう!!好き!

ハダシがずっと敵対視してた、キラキラ映画を撮る映画部メインチームにもちゃんと見せ場を作ってくるのが憎いなあ こういうアツい展開は大好物です
「戦おうよ」という花鈴の言葉は胸アツだった

ラストの展開は正直、わたしにはよくわからなかったかな…ちょっと感情の持っていきどころが分からなくてポカーンとしてしまった

ちょっぴりのファンタジーやラブストーリー要素も入った、ジャンルごった煮なところも異彩を放っていて楽しかったです
最後はちょっとモヤっとしたけどやっぱりとても好き!素敵な青春映画でした!
せんな

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