ばん

パリの調香師 しあわせの香りを探してのばんのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

嗅覚障害で落ちぶれた天才的な調香師と娘と一緒に暮したい離婚調停中の運転手の話。

土曜の朝、ほっと一息の時間帯に見られて良かった。ほっこりした。

香水、最近はつけないけど、高いのは仕方がないかもなぁと思った。

コロナでマスク生活になって久しいけど、五感の中で、社会生活とコミュニケーションで案外大切なのは鼻かもと思った。鼻がきくとか、鼻につくとかいうしね。

視覚情報の記憶より香りの記憶の方が鮮烈かもなぁ。その鼻が命の調香師が、嗅覚障害で取り乱す。

調香師アンヌの天才ぶりとちょっとコミ障で変わっていて孤独なところと、運転手の父と娘のほんわかシーンの描き方がよかった。下手に恋愛ものにならなかったのもよかった。
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