たまには頭からっぽにしてスカッとするアクションモノでも観るかーと再生したのが運の尽き。とんでもなかった。
またも昨日観たのと同じような自己実現がテーマ。オススメに上がってきてるのを片っ端から観てるわけだから、それはそれで必然ということか。ほんまアマプラやりおる。
ものすごく脚本が練り込まれててわかりやすい。
なろう系の小説やアニメは正直完走したことないんだけど、たぶんこういうのがテンプレなんだろうな、と。
世界は、あなたの手が届くものや、目に見えるものがすべてじゃない。
あなたを必要としている世界はきっとどこかにある。というのがなろう系の肝になる骨子だとは思うのですが。
個人的にはやはり夢は、現実の続きだというところを強調すべきだと思うので、たとえメタファーだとはわかっていても、異世界とかパラレルワールドを持ち出されてしまうと、どうしても現実逃避のイメージが濃くなってしまうので、正直好きではないのですよね。
しかも本作は自己肯定に至る手法自体が他者(敵)の排除に依ってるので、そのへんもいろいろと抵抗があるのですよね。メタファーであることは理解できるし、デフォルメしたほうがわかりやすいというのもじゅうぶんわかってはいるのですが。
とはいえものがたり構造はとても丁寧でお手本にしたいところ。
殺陣がとにかくスピーディでかこいい。
あとアン・ジヘが美人さん。