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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのSSDDのレビュー・感想・評価

3.2
■概要
大手製薬会社アンブレラ社が移転を決め、ラクーンシティは人々がほぼいなくなり、貧困な住民しか残っていない。
アンブレラ社の汚染公害などが発生していると聞き、ラクーンシティの孤児院で育った女性は兄に会いに向かう…。

■感想(ネタバレなし)
ゲームシリーズはそこそこやっており、1はうろ覚えだが、re2もやっていたので融合した本作は楽しめた。

しかし原作ありきで知らない人から評価を受けるには中途半端だし、細かい再現度は高いのにキャスティングとキャラクターの言動がまったく違うのせいで知ってる人からは酷評されるという…振り切りが足りなかったとしか思えない。

多次元世界の話としてみたのでそんなに酷かったとは思いませんでしたが、小物や建物、モンスター造形はこだわっているのに原作ファンに媚び売りたいのか売りたくないのかわからないなぁという感じです。
ゾンビ映画としてもハンパなので評価は低いです。









■感想(ネタバレあり)
キャラクターを寄せないのも悪くはないんですが、なんかこうも酷いもんですかね。

レオン「RPDのお荷物です!ブヒィッ!」
絶対に監督なり脚本家はレオンが嫌いじゃないか。

ウェスカー「オッスオラウェスカー!お金欲しい!」
田舎者のお調子者ウェスカーくん、ビギニングだとしても小物過ぎる。

ジル「鉄砲撃ってバンバンバン!ぎゃはは!」
なにこのイカれガンマン。どうしたの?

クリス「アンブレラ最高!」
筋肉量足りない頃のクリスと思えば一番似てたけどなんかキャラ薄いな。

クレア「私がゴリラだ!」
お前中身がクリスだろってくらい無双。

シェリーは空気でした。

ハートやクローバーの鍵や人形、ピアノの隠し扉などの細工。ステージは警察署、孤児院、スペンサー邸使ってたり。あとハンバーガートラック野郎とか変なところ再現度高いので喜ばされたけど、キャラクターだけ寄せなかった理由があんまりわからないんですよね。

初めのハンバーガーマンのくだりだけで少し期待高くなったのですが、いまいち全員の行動の優先度が分かりづらく、街が大騒ぎなのに警官二人探しに行くって…やってる行動が意味不明になっていたのが残念。

あとはアクションはクリーチャー任せすぎるのと、クリスのシーンは暗すぎてなんだか分からずアクション要素は皆無だったなぁと。

色々と残念な要素が積み重なってしまいましたがきっと次回作が出るなら観てみます。興行収入的に厳しいと思いますが。

あとエイダ…は寄せたかったのかなぁ?
そこは微妙に寄せちゃダメじゃない。いっそそこは金髪白人でいいやないかw
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