このレビューはネタバレを含みます
方向性が大分変わったなと思ったら
監督、やはり変わっていましたか
脚本に再び参加している前監督と
今回の監督の割合が
どんな塩梅かわからないけれど
前作に忠実に乗っかり過ぎても
結局一作目の方が評価されるとしたら
これぐらい盲目の怪物の立ち位置を
変えてしまった方が
今シリーズに生じる感情の振り幅が
いい意味で広くなるかも
敵の敵は味方の派生というべきか
人生においてどこでどんな人物が
知ってるにしても知らないにしても
そして気まぐれではありつつも
自分なりの信念や道徳心で
誰かの命を繋いでいるのかと
そんなことを考えさせられてしまった
ある程度理解している土地で
超越している存在とはいえ
流石にもう視えてないと
適応スピードに無理が生じてくるような
ツッコミどころはあるけれど
続編として存在意義のちゃんとある
続編だったように感じる
今作から観て
盲目の怪物にちょっと惚れちゃった人が
後追いで前作観たら
"無理…"ってなる現象起こってそう