茶一郎

ダーク・アンド・ウィケッドの茶一郎のレビュー・感想・評価

4.1
 今年最も不気味な家族ホラー。とにかく暗い!ダーク!監督のブライアン・ベルティノは『ザ・モンスター』でも、モノクロに近い美しい闇使いをマスターしていましたがその発展版。スクリーンを支配する闇が何だか分からないけど不気味!
 常に「何か」に襲われる家族をモチーフに、美しい家族映画に到着するホラーばかり作ってきた監督の集大成「家族あるある」ホラーでもありました。つい家族との付き合いに義務感を覚えてしまう。上京・就職して実家の家族と距離を置いて少し罪悪感を抱えている。あるあるな家族の空白から生まれた家族地獄ホラーとして超良質な一本でした。

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