ぬーたん

ステージ・マザーのぬーたんのレビュー・感想・評価

ステージ・マザー(2020年製作の映画)
3.5
ゲイの息子を亡くした母親、息子の経営していたバーを何とか立て直そうとするが‥。この設定、同じではないが『オールアバウト・マイマザー』を思い出した。ゲイではなかったがその展開にLGBTの人たちが多く出て来る辺りから今作と重なる。母と息子。繊細な息子と強き母。母は強し!そして息子と母の絆は強し!その強き母メイベリンにジャッキー・ウィーヴァー。実年齢は74歳。アップにすればそう見えるが、遠目では若く見える。可愛い服、大きな目をくりくりさせる表情などが可愛らしいせいか。大胆な演技が良かった!
息子のリッキーはあっという間に居なくなるし、過去のシーンもないから、写真などで推察するのみ。その点で、どこか感情移入難しく、もう少し彼の生きたエピソードがあったら良かったかな。特にパートナーのネイサンとの思い出話も聞けなかったのが残念。そのネイサンにはエイドリアン・グレニアー。45歳と思えぬ童顔。メキシコ系で顔が濃い。
同居するシングルマザーにルーシー・リュー。乳飲み子を持つ母にしては年が!53歳だもんね。ワトソン役のドラマで知ったが結構好きな女優さん。いつの間に50代に。母乳って言われても、はあ?となっちゃう。この映画、全体的に設定よりキャストの年齢が上過ぎて、違和感あるかな。 メイベリンの旦那も良い感じになるオッチャンもどう見ても75歳をとうに超えてるし!恋愛相手というか介護要員になりそうだわさ。
展開は王道を行く。まあ、そうでなきゃイカン映画だね。ショーも楽しいいし音楽も良いけど、どこかいま一つな感じで、93分という短さも手伝って、物足りない感があった。ラストは母弾ける!人生、まだまだ。いつでも新しいことはスタート出来る、という希望を貰えた。母は強し。女も強し。世の夫たちよ、気を抜かず切磋琢磨しろよ。捨てられない様に。
この映画を観てたら、昔、新宿のゲイバーや赤坂のニューハーフショーに行って楽しかったのを思い出した。また行きたーい!
※おやつは、カフェで苺とピスタチオのパフェ。
※夕飯は、産直市場で買った生きくらげで、豚肉・きくらげ・長ネギ・青梗菜・卵の炒め物。オイスターソース味で。もやしのナムル。厚揚げに大根おろし。なめこ汁。
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