しゃび

僕たちは変わらない朝を迎えるのしゃびのレビュー・感想・評価

2.5
「別れ」から始まって、ずっと別れについて考えさせられる珍しい映画。

「別れから生まれる希望」ってあるのだろうか。


別れは「かけがえがなく、取り返しのつかない時間」から生まれるもの、だと思う。
だから、別れそのものから希望が生まれるというのがよく分からない。

どのような別れ方をしたって、別れは別れだろと感じる。

うーん、どうなんだろう。。。

と、そのようなことを考えさせてくれたという意味で、とても面白い映画だった。


ただ…
難しいシチュエーションを描くにしては、高橋雄祐と土村芳の2人に説得力が感じられなかった。

モノローグと回想で2人の年輪を無理矢理演出しているが、やり取りだけみると、ただの友達同士のように見える。

残念ながら、今ひとつ入り込めなかった。
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