パピヨン

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODYのパピヨンのレビュー・感想・評価

3.9
見逃し作品に「ハリエット」があってケイシー・レモンズ監督とは本作品がファースト·コンタクトとなりました。脚本のアンソニー・マッカーテンは「ボヘミアン・ラプソディー」の原案·脚本をなされており“二匹目のどじょう”と云うことらしいです。ホイットニーを演じたナオミ·アッキーの歌唱の演技は神業でしたね。大物プロデューサーのクライヴを演じたスタンリー・トゥッチ(「プラダを着た悪魔」「スポットライト」)は大好きな俳優です。ボビー・ブラウンを演じたアシュトン・サンダースは「ムーンライト」での出会いが衝撃的でした。
そして本編の中で
望んでいた映画出演の仕事が舞い込みますがクライヴから渡された台本をゴミ箱に投げ入れるホイットニー。しかし相手役が彼女を指名しておりそれがケビン・コスナーと聞くと手のひら返しのホイットニーが何とも可愛らしい。しかもメインテーマ曲の提案をしたのもケビン・コスナーだったのが面白い。あれだけ稼いだホイットニー・ヒューストンが金銭的に追い詰められていたなんて!あれだけ愛を家族を求めていたのにドラッグで身を崩したなんて!
日本の芸能界にゴロゴロいるエセ“歌姫”とは別次元の本物の歌手ホイットニー・ヒューストンの人生とは···。
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