Dick

コンフィデンスマンJP 英雄編のDickのレビュー・感想・評価

4.3
❶相性:上。
★深刻に考えず、揚げ足を取らなければ、気楽に楽しめる、日頃のストレス解消にはもってこいの作品。
➋時代:現代。
❸舞台:メインのマルタ島はヴァレッタに加え、フランスのパリとマルセイユも登場。
❹ワンポイント・レビュー
①劇場版第3弾となる本作が、ベストの出来栄え。85点
ⓐ第1作『コンフィデンスマンJP ロマンス編』2019/日/201905鑑賞/55点
ⓑ第2作『コンフィデンスマンJP プリンセス編』2020/日/202007鑑賞/70点
②本シリーズの売り物は、騙し騙されの二転三転する「コンゲーム」。過去の2作は、いささか無理があったが、本作は快調で文句なし。
③勿論、真面目に考えると矛盾や突っ込み所が山ほどあるが、そんなことは一切無視して、流れに身を任せることが、本作を心から楽しむ秘訣である(笑)。
④一番のメリットは、ヒロインを演じた長澤まさみ。TV版は知らないが、3作目となる本劇場版は、コメディアンヌぶりもすっかり板につき、水を得た魚のように、生き生きしている。観ている方も楽しくなる。
⑤パートナーの東出昌大、小日向文世以下のレギュラー陣に加え、松重豊、真木よう子、角野卓造等の多数のゲスト人も楽しい。今回は特に瀬戸康史と江口洋介が楽しませてくれた。
⑥個人的には、マルタ、パリ、マルセイユの3か所とも行ったことのある街なので親しみがあって嬉しい。
⑦キャストもスタッフもグッジョブだった。
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