期待の阪元監督だし、よくあるベタな村ホラーとは違うんだろうなと予想はしていましたが、やっぱりグリンと捻ってきましたね。
今どきの若者男女8人がキャンプへ出かけるも、車のトラブルから龍切村なる山奥の村にたどり着く。
が、その村はどこか異様な雰囲気で。。
ネタバレ厳禁なので多くは語れませんが、低予算ながらパンチの効いたワンアイデアでガラリと方向転換し、あとはその勢いで押し切って、ダラダラ引っ張らずに66分という尺でサクっと締めてくれたあたりストレスなく観れて良かったです。
ただ最近の阪元監督作品は「ユルい」「殺し屋」の２ピースで落ち着いてきている気がするので、その路線は『ベイビーわるきゅーれ』の続編とかでやってもらって（国岡の続編もそんな感じ？）、昔の『ハングマンズ・ノット』の頃のようなアナーキーで何をしでかすか分からない、もっと尖った作品を撮って欲しいし、期待したいと思ったのでありました。
