みちろう

カビリアの夜のみちろうのレビュー・感想・評価

カビリアの夜(1957年製作の映画)
4.3
娼婦のカビリアは恋人だと思ってた彼に裏切られてイタリアの街を彷徨う。有名俳優と一夜を過ごし、友人と礼拝へ行き、手品のショーを観に行き、ついに運命の相手と出会うも待ち受けるのは悲しい現実。

フェリーニ監督作はこれまで道、甘い生活を観たけど、このカビリアの夜は丁度2つを合わせたような感じ。美しくて楽しくて見惚れてしまう映像と力強く生きようとする人たちが比較的わかりやすく鮮明に表れている。

人に頼らず強がっているカビリアが時折素顔を見せるシーンはギャップもあってすごい清らかで劇中の一番綺麗な所

ジュリエッタマシーナの演技の上手さにも驚く
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