Yu

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドのYuのレビュー・感想・評価

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FansVoiceさんのオンライン試写会にて鑑賞しました。




アカデミー賞国際長編映画賞のドイツ代表作。
“恋人を幸せにすること”をプログラムされたアンドロイドは、果たして恋人を幸せに出来るのか。

哲学的な視点から恋とは、人間とはを描くほろ苦い映画でした。
使い古された設定ではありますが、機械だとわかった上で主人公アルマが下したその意外な終着点には驚かされました。

『自分の理想の相手とは、自分の延長線でしかない』という台詞が印象的。
自分の理想を詰め込んだそれは、自分を自分で慰めているただの皮肉でしかないんだよなあ。

映像も綺麗だし、ダンスティーブンスの演技がアンドロイドでしかないので圧巻です。恋愛観を語りたくなる映画でもあるので、公開されたら誰か誘って観に行きたいです。
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