磨

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドの磨のレビュー・感想・評価

3.4
恋愛に縁のない女性研究者のアルマと、彼⼥の“理想の恋人”になるようにプログラムされた⾼性能AIアンドロイドの実証実験‥いや恋愛を描いた物語。

とにかく“イケメンアンドロイド”、ダン・スティーヴンスに目を奪われる。台詞回しも上手かったけど、顔立ちのキレイさがアンドロイドにピッタリ。あまりにも美しい顔の為なのか過去作も人間の役が少ない気がする(アーヤの吹き替えですら黒猫役だった笑)

近未来、本当に起こり得るかもしれない物語のSFともいえるけど、冷静に考えたら、恋愛に縁のない女性とその彼女に迫るイケメンの恋物語ー。実は内容としては少女漫画を基にした邦画界に跋扈するキラキラ邦画と同じだったりする。

個人的にはもう少しコメディ要素が多くても良いと思ったけど、このお堅い感じこそいかにもドイツっぽいのかも?
…というか本作のジャンルは(ここでは)コメディとある。これがドイツ式喜劇なのだとしたら、自分が笑える作品はドイツには永遠に存在しないのかもしれない(笑)
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