りな

明け方の若者たちのりなのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.9
公開記念舞台挨拶の時に観賞したのですが、書くのが遅くなってしまいました…。
まず、この作品を観た後はじわじわと病みました。笑 その理由は、うーん、多分私は今いわゆるマジックアワーの中にいるはずなんです。なのに、コロナの影響でこの大切な時間を思いっきり過ごせていないから。だからスクリーンの中の彼らはとてもキラキラしていて羨ましかったです。
あとはそのマジックアワーの後の現実を突きつけられる感じは、自分の将来のことを考えるととても不安になりました。自分が今思い描いていることも、結局は叶えられる人なんてほんの僅かだろうなと。まあでもそれが後に笑ってしまうような事だったとしても若者なりに大きく夢を持ってみようかな、そんな気持ちにもさせてくれる映画でした。
キャストの皆さんも言っていましたが、明け方の街を走る3人の若者の姿は本当にキラキラしていて、私もとてもお気に入りのシーンでした。
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