いの

ボーはおそれているのいののネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

自分で気づいちゃったのですが、長尺がそれほど気にならないのはもしかしたらウトウトしているからなのかもしれません。ちっつぁいハコのミニシアターだと臆するけれど、おっきなハコならだいじょぶ。だって都会じゃないし。混んでないんだもん


正直に申し上げると約3時間のうち真ん中の1時間はウトウトしました(でもガッツリではないです←言い訳)。いつも身に着けてない腕時計を持参し、ウトウトから覚醒した時に確認したら、残りあと1時間。“よしっ、あと1時間もあるならこれから挽回できるぞ!”と思いました。何をもってして挽回するのかは自分でもわかっていませんが、そこからは集中できたと思います(最初もちゃんと起きてました!)。でも、途中の出来事はよくわかっておりません。


車との衝突、くらいまでテンポよく進んだ。バスタブの上、見上げると人が天井近くにへばりついていたり、が楽しい。それから余談だけど、看板とか貼り紙とかにも日本語訳が入ると、もしかしてこれはフラグかも?といちいち思ってしまうので、それが実際伏線だったかどうかは置いておくとしても、字幕でみるというのは(身についている言語じゃないということは)ハンディのあることなのだと、チラっとそう思った次第。後半のベッドシーンには声出して笑っちゃいました。あー、良かったなーと思ったのだけれど・・・


次々と災難がふりかかり母のもとへなかなかたどり着けないのは、もしかしたらボウ(ホアキン)がホントのところは母のところへ行きたくなかったからなのかもしれない。ほとんどのわたしたちは皆神経症者だし。この映画は、《父の名》というのかエディプス・コンプレクスというのかよくわかってないけど(でもボゥの場合はエディプスコンプレクスに行く前の 母に欠如があることを認める段階で躓いたのかもしれない)、精神分析の範疇で概ね理解できる内容のようにも感じられ(精神分析も全然わかってません)、とてもわかりやすい話のようにも感じました(いつも勘違いばかりしてるから、こんなことを図に乗って書くとあとで後悔することは自分でもわかっています(後悔はあとでするものだ)。だから初日はイヤなんだ。って初日に行ってテキトーなレビュー書くの自分の意志だろ・・・と脳内ひとり会話は切り上げます!)。寝てたくせにえらそーなことは言えないわけですが。ぜ~んぶ、ボウの脳内で起きたことだったとしても全然不思議じゃない。とわたしは思う


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何の映画か忘れちゃったけど予告篇にビル・マーレイが出ていた。困り顔選手権があったら、ビル・マーレイとホアキン、どっちが勝つのか考えてしまった。
いの

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