ずが

ボーはおそれているのずがのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

アリアスター監督の長編3作目。ミッドサマーはヴィジュアルとのギャップで衝撃を受け、ヘレディタリー継承からはトラウマを植付けられた。今作は他2作と比べて精神的苦痛がほぼ無くてかなり見やすい映画に感じた。そして3作の中で1番好みの作品だった。

ひたすら報われない主人公のボーをホアキン・フェニックスが演じていたが直近の作品ではナポレオンと比較して演じ分けに驚いた。(SEXが短いのは唯一の共通点と言える)

序盤はボーが住んでいる建物の周りが治安悪すぎてそこら辺の一連のシーンはどれも最高でした。ボーの旅の中で森の演劇に入り込むシーンが特に印象的で男の一生を駆け抜ける演出と物語は不思議な体験でした。

そして触れずにはいられない屋根裏にいたアイツ、、一体何考えてるんだアリアスター!監督からは親や家系に対するトラウマを3作を通して感じることができるし、性に対しても独特の考えを持っているようで今後の作品も楽しみです。
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