どこまでが現実で、どこまでが漫画の世界なんだろう。漫画家夫婦の探り合いが始まります。
スランプ中の漫画家である俊夫は、同じく漫画家である妻の佐和子のアシスタントをしています。この夫婦は、佐和子の実家で暮らすことになり、佐和子は自動車教習所に通い始めます。そして、そこで出会った教官は。。。
この映画は、ドラマのためのドラマと言った感じがします。夫婦の間の駆け引きと言うのか、話の流れを予想しながら見ていると、サクッとひっくり返されます。話の流れが、こっちに行ったり、あっちに行ったりします。なかなか落ち着けませんでした😅。
佐和子は、終始何を考えてるかわかんないですし、こじらせ系な感じがしますね。演技のうまさもあって、表情に怖さまでも感じます。きっと、この旦那さんは、これまで苦労して来たんだろうなと感じさせます。
その分、俊夫の佐和子の母親に対する態度がとても良いのが、不思議な感じもあり目立っていました。
ほのぼの系の話が好きな私からすると、怖さを感じるところがあって、ちょっと遠くに感じる夫婦ドラマでした。