AmazonPrimeで鑑賞。
仮面ライダーには思い入れがないので、案の定、集中して観れない。
細切れで数日掛けて観ることになった。
怪人ではなく、〇〇オーグって呼ばれるのね。
クモオーグとか、ハチオーグとかそのままベースの生物名になるのはダサいけど、仮面ライダーっぽい。
緑川ルリ子役の浜辺美波がカワイイ。キリッとした演技をしているのだが、カワイイが勝っていてなんとも。
本郷猛役は、池松壮亮。ぼそぼそと喋る演技、一層ぼそぼそで何言っているか聞こえない。
なにより、変にリアルにしたので、マスクを被ったら、マスク内の音声を拾っており、こもってさらに聞こえないww
そして、初めてのショッカー戦闘員との戦い。え？頭潰すの？血しぶき？なんとバイオレンスな仮面ライダーよ。
アクションはほぼCG仕立て。それはイイのだが、チープ過ぎて萎える…
わざとチープにしているのなら、外してるかな。
コウモリオーグこと、手塚とおるの羽ばたくシーンはギャグにしか見えなかった。
ハチオーグこと西野七瀬。刀による殺陣シーンがあるが、殺陣のフリ付けたの素人だろうとまるわかり。
全然かっこよくない、キレがない。
一文字隼人も出てくる。演じるのは柄本佑。これがチャラいw
チャラいけど、洗脳をルリ子にあっさり解かれる。
ラストのボスは、チョウオーグこと森山未來。俺は強いし、お前たちじゃ勝てないよーんって言ってた割に、圧倒していた時間は短く、後半は息切れ気味ｗ
プラーナを使い切った本郷猛は、チョウオーグとともに泡になって消え、残った一文字隼人が仮面ライダーとして、引き続きショッカーと戦うというラスト。
ここで修復されたという新マスクが、仮面ライダー後期の明るい緑のマスクに入れ替わっていた。
そういえば、池松壮亮が被ってたのは、仮面ライダー前期のダークグリーンのマスクだったな。
海に掛かる橋を、新サイクロンで走るシーンで終わるのだが、どこかで見たことあると思ったら、角島大橋だった。山口県にある海のきれいな観光スポット。何度行ったか忘れたぐらい。
そういえば、工場地帯もでてたが、宇部（山口県）あたりなのかな。
庵野秀明の故郷を使ったということか。
「シン」が付く作品の中では、ダントツにつまらない。
本当にシン・ゴジラ、シン・ウルトラマンに、関わった人なのかと。
つまらない。ただそれだけしか感想がない。
あ、実写系の3作で、監督してるのはこれだけか。（あとは樋口さん）
そして、どこかキューティーハニーを思い出させるカットが多かったなぁと。
実写でアニメっぽい動きをさせるのはこの人の作風だったね。
シンゴジやシンマンが良かっただけに、残念だった。
劇場に行かなくて良かった。
2023-037
