まーしー

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガードのまーしーのレビュー・感想・評価

3.0
今度は殺し屋の妻をも警護する!?
世界のITインフラの破壊を目論む大富豪を止めるべく、資格停止(審査)中のボディガードと殺し屋が奔走するコメディ・アクション。

ボディガードのマイケル(ライアン・レイノルズ)、殺し屋のダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)がW主演した『ヒットマンズ・ボディガード』の続編。
本作は、ダリウスの妻で詐欺師のソニア(サルマ・ハエック)もメンバーに。
このソニアがなかなかのぶっ飛びキャラ。痴漢の被害に遭って銃乱射、年増呼ばわりされて銃乱射と、キレた時の行動が容赦ない。
言葉もお下劣そのもの。何度もFワードを連発している。
おかげで、前作よりもおバカさ加減はアップ。派手なアクションが続くものの、それ以上にコメディ部分が前面に出ていたように感じる。

本作のマイケルは、もはや不死身。
船や車に衝突されたり、リチウムを飲まされたり、本来なら死んでもおかしくない状況。
ライアン・レイノルズが芸人ばりに体を張っていた。

また、敵の大富豪にアントニオ・バンデラス、マイケルの父親役にモーガン・フリーマンという盤石の布陣。
豪華キャストと派手なアクションを用意した本作は、ハリウッド定番のザ・エンタメ作品だろう。見方を変えれば、映画そのものに深みはない。

スコアは並で。というのも睡魔が……


以下、余談。
絶対に面白いはずなのに、必ず眠くなる映画ってありませんか?
私にとって、本作はまさにそうでした。
観る時間を変えたり日を変えたり、色々と工夫したのですが、必ず途中で眠くなりました。
連発されるFワードが、私にとって子守歌なのかも!?